保護猫6匹!ほたてさん日記

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多頭飼いへの決意

我が家に猫たちが来て約3年になります。

 

今でこそ6匹もの猫たちとの生活にも慣れていますが、猫たちが来た当初はまさにてんやわんやでした。

 

まさか10匹もまとめて保護しようとはもちろん思わず最初は3匹いた子猫の内、1番人懐っこい黒猫(のちの黄色いバンダナがトレードマークになるウニ)のみを保護しようかとも考えたりしました。

 

でもそうした場合、他の猫はどうするか?

という問題もありました。

 

もちろん大量の捨て猫に対して我が家に責任はありませんから、他の猫は放っておけばいずれ誰かが拾うか猫自らどこかへ行ってしまうかするのかもしれない。つまり他は見て見ぬフリもしようと思えばできなくはなかったのです。

 

数日に渡り猫をどうするかの話し合いを家族で重ねていましたがその間も10匹の猫たちはお向かいさん家の物置の下から我が家を日々監視してきます。

 

お向かいさん家の物置には人感センサーが付いているので夜はしょっちゅうセンサーが猫に反応し明るい電気がパッと付くので、その度に『猫が動いた!』と家族の誰かが気付いて玄関のドアから猫の様子を確認しに行き、ドアから向かいの猫を見てみると暗闇に光った無数の目がこちらを見ている、といった日々を数日程過ごしたと記憶しています。

 

5日も過ぎると気になってくるのは『猫たちはお腹を空かせているのでは?』という事です。

 

その段階ではまだどこかの飼い猫かもしれないという可能性もありました。

 

何せ猫たちはとにかく人馴れしていました。

最初こそ警戒していたものの、近づくとすぐに寄ってきてスリスリして来たりととにかく愛嬌があって愛想のいい猫たちでした。

 

毛並みも特に汚れているという訳でもなく

少なくとも数ヶ月も外で暮らして来た猫たちには見えませんでした。

 

お向かいさん家に聞いてみるとやはり『ある日突然現れた』との事。

我が家でもそれまで猫たちは全く見ていなかったのでやはり誰かが飼えなくなり捨てて行ったのだろうという結論になりました。

 

この辺りは幹線道路からも外れている住宅地で周りは山に囲まれているのでこの辺に来る人はここの住人以外はほぼ来ないような場所にあるので猫を大量に捨てるにはうってつけの場所だったのではと推測します。

 

飼い猫であれはもちろん勝手に保護は出来ないし、野良なら野良で軽々しくエサを与えてもいけないと思っていました。

 

が、猫たちは明らかにお腹を空かせていました。この人間共はきっと何か食べ物をくれるのではという期待の眼差しが猫たちからビンビンと伝わって来ました。

 

しかしエサを与えるという事は、その瞬間から猫たちの今後に責任を持つという事。

 

迷いました。

 

エサをあげたい。

しかしこんなに大量の猫たちを飼う事はできない。

里親を探すにしても必ず見つかる保証はないが、猫たちはきっと数日はご飯にあり付けていないはず。

 

そこで家族で出した結論はとりあえずまだ小さい子猫3匹だけを保護して里親を探そうという結論になりました。子猫なら里親として飼ってもらえるアテが少しはあったので。

 

他の成猫たちには申し訳ないとは思いましたがその時点でそれが我が家に出来る最大限の行動でした。

 

子猫3匹を家に上げカリカリを与えると、それはもう凄い勢いで食べまくりました。

恐らく生後1ヶ月から2ヶ月くらいでしたが本当に美味そうにカリカリを食べてました。

 

とりあえず写真を撮って職場の猫好きたちに見せて知り合いにでも飼ってくれそうな人がいないか聞いてみる事にしました。

 

元々家族はみないつか猫を飼いたいと話していたので特に子供たちは大喜びでした。

 

3匹の内の1匹は家で飼おうか?なんて話もしたような気がします。

 

しかし

 

とんでもない事態になりました。

 

次回へ続く

 

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野良時代のほたてとウニ

 

まだ2つ目の記事ですが読者登録していただけたらモチベ上がります😂次回の投稿をお楽しみに😸